

14市町村からなる仙台都市圏は、宮城県のほぼ中央に位置し、東は太平洋、西は奥羽山脈で山形県に接しています。人口約153万人、面積1,648平方キロメートルで、県全人口の約66%、面積では23%を占めています。
気候は、概して冬期は温暖で、夏期も太平洋の海風の影響でしのぎやすい気候です。また、松島や浦戸などの海浜・離島の景勝をはじめとして、船形山・七ツ森等の山々、阿武隈川や名取川、吉田川に代表される河川など、多種多様で豊かな自然環境にも恵まれています。県内はもとより、東北地方を代表する優れた地理的環境を形成しています。
また、本圏域は、東北地方のグローバルゲートであり、かつ主要交通の結節点に位置します。海外や国内の主要都市を空路で結ぶ仙台空港、東北の物流拠点である仙台塩釜港があります。また、東京と最短1時間30分ほどで結ぶ東北新幹線のほか、JRの東北本線、仙石線、仙山線、常磐線があり、仙台市内は市営地下鉄が運行されています。
更には自動車専用道路網の整備が進んでおり、南北に走る東北縦貫自動車道、太平洋沿岸部をつなぐ三陸沿岸道路・仙台東部道路、そしてそれを横断的につなぐ仙台南部道路及び北部道路が走っています。全周約60kmの自動車専用道路の環状ネットワーク(ぐるっ都・仙台)が形成されています。