
◆多賀城跡 奈良から平安にかけ東北全域を治めた役所跡
◆多賀城碑 多賀城創建と修造を記した石碑(国重要文化財)
■人口:62,204人(※令和5年2月1日現在の推計人口)
■面積:19.69平方キロメートル
■市花:あやめ ■市木:山茶花
■古代東北の中心地
多賀城市は神亀元年(724年)、多賀城が設置された地です。
多賀城には陸奥国府に加え、奈良時代には鎮守府も併せ置かれ、さらには出羽国をも管轄する役人が常駐しており、奈良時代から平安時代にかけて東北地方の政治・軍事・文化の中心地でした。
昭和53年、宮城県多賀城跡調査研究所により、全国で初めて確認された「漆紙文書」は、木簡と並ぶ古代史上大きな発見となりました。
■歌枕の地
奈良から平安時代にかけて都から多賀城に赴任した人々が周辺の美しい風景に感激し、和歌に詠んだことから、多賀城とその周辺は「歌枕の地」として都人の憧れを集めてきました。当時に思いを馳せ、今もたくさんの人々が訪れています。 百人一首に「ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは」(清原元輔)の歌があります。 この「末の松山」は多賀城市八幡にあり、推定樹齢480年の松の木が2本そびえています。
■多賀城創建1300年
2024年(令和6年)に多賀城創建1300年という記念すべき年を迎えます。
過去に学び、今を見つめ、未来を創造する。「つなぐ、つなげる。1300年。」の基本理念のもと、東北の発展の礎となる多種多様な文化プログラムを展開し、宮城、東北の唯一無二の価値の創造と地域活力の一層の向上を目指してまいります。
■日々のよろこびふくらむまち 史都 多賀城
自然、歴史、文化そして温かな人の輪に囲まれ、何気ない日々の中に、多賀城ならではの心豊かな喜びや幸せが感じられる、そんな暮らしを送ることのできるまちを、みんなで協力して創ることを目指しています。このことについては、令和3(2021)年度から10年間のまちづくりの方向性を示す第六次多賀城市総合計画において将来都市像(私たちが目指す将来のまちの姿)として掲げています。
■浪漫あふれる多賀城の歳時記
・多賀城跡あやめまつり
・史都多賀城万葉まつり
・壺の碑全国俳句大会
・たがじょう秋まつり